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2016年10月13日木曜日

大洗ソロ観光

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 バイクに電源を増設したので、長距離も機械的に行けるようになった今、再び大洗へ。祝日の朝6時過ぎに家を出る。起きた瞬間、気合を入れないと「何でこんな時間に起きてるんだ…」という思いに意識が支配されていきそうになる。雨雲レーダーは走行ルートに半日かからない様子だけど、かなり寒いのでレインウェアを服の上に着て、軽くアイドリング(暖気)してから出発。
 
行きは4時間かかる下道で。車は多いものの、渋滞するほどではなく、千葉に入ってからの道は広くストレートも長くて快適。大洗が近くなると、パンツァー・フォーシールが貼られてる車をちょくちょく見る。


 まず大洗シーサイドホテルに10時半過ぎに到着。入ろうとしたものの、喫茶スペースが11時~とのことで入るのに躊躇する。見るだけでも文句は言われないだろうけど、完全に作業着のような恰好で何も利用せずに入るのはなぁ、と周りを検索。前回行かなかったところを回る予定だったので、少し離れてるクックファンへ行くことにする。大洗の街を走ると、湿った塩の匂いと、ガールズ&パンツァーの劇中で戦車が走った道を同じように走るのにちょっとした感動を受ける。




 開店より30分前に到着するが、すでに人が集まりかかっている。リストに名前を記入して待っている間も、どんどん人がやってくる。さすがに待たされることはなかったけど、開店後に来た人は外で待つほどの盛況。




 ガルパンかつを頼むものの、注文の時点で200gと聞いてちょっとたじろぐ。食べてみると、肉厚で胃に負担がかからない衣・油感で非常に美味しい。ゴマをすりつぶしてソースと混ぜ、つけて食べるのだけど、最初にゴマの強い味が広がったあとに、肉厚と質の良い油が崩れていき、ソースが残っていくのがたまらなかったです。




 店の中はこれでもかと言わんばかりに会長カラー。


ガルパンかつのおまけのクリアファイルを貰って次へ。



 続いて、前回入れなかった大洗美術館へ。ガルパン気はないものの、飲食店やホテル、海岸が並ぶところにぽつんと異質なものがたたずんていて、ずっと気になっていた。

 中に入ると、老夫婦がお出迎え。お客さんが来ると想定してないのか、僕が入ってきてから店内BGMをかけて、説明してってくれる。入場料は500円と商売っ気がないが館内は写真NG。最初に一番奥の部屋へ案内されると、金箔の額縁が装飾された幅広の窓から、外の鳥居と海が一望できるようになっている。風景窓画ってこのことかー、と納得。


 窓だけは写真OKどころか、おばあさんが積極的に撮影したがったので撮影。撮影した部屋には、さらに部屋を取り囲むように中国の硯が配置されている。過去の中国で硯は権力の象徴で、実用性よりも装飾性を重視されて作られていた、という。見ると確かに、双龍が向かい合った口の窪みに墨だまりがあるものや、丸形なのに外堀になっている硯など、見ていて面白いものが多い。使用している石も多種多様で、見ていくうちにとんでもないところに来たなぁと感慨深くなる。美術館のすぐ前は道路で車が何度も通るのに、この古く朽ちかけた美術館の中は静かで、ほかに展示されている木版画たちを見ていくうちに1時間ぐらい経っていた。





 行きそびれていた大洗シーサイドホテルでNSZM殿のパネルを確認したり





 前回会い損ねた子たちを見に行く。アンコウ鍋も食べたかったのだけど、ガルパンかつがこのあと21時までずっと食事をとる気にならないボリュームで、次回へ持ち越し。


 最後にアクアワールド大洗水族館へ。入場料は1850円と高めなものの、結果的には池袋サンシャイン水族館より気に入ることになる。


 入口すぐ横にある住民票を通り過ぎて






施設も綺麗で新しく(地方水族館なので古い感じなのかと思ってた)、イベントも短時間スパンでやっており楽しめる。









 深海生物(レプリカ)の容赦のない気味の悪い展示も好きだし、さらにダイバーが亀・サメの水槽に潜って、リクエストに応じてカメラでアップで撮影してモニターに出すのが良かった。亀の息継ぎなんて初めて見たw
 展示数はかなり多く、ソロでなければ途中売店で休憩しながら相当な時間過ごすことになったと思う。今回はソロなのと、道路が混みそうなので16時頃には東京へ向けて大洗を発っていた。

 帰りは下道で帰るか高速で帰るか考えているうちに、6号線の渋滞に巻き込まれる。退屈になってきたので、アンチョビねーちゃんとタンデムで大洗観光をした帰りシチュエーションで妄想会話をしながら高速道路へ乗る事にする。大洗の空気を吸ったあとのドゥーチェ妄想が捗ったので、高速道路で怖がるねーちゃんをなだめながら帰宅。楽しかった。




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