小倉動物園

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2017年4月16日日曜日

ブロブ:グロさが際立つけどすっきり見れる映画

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ブロブ

革ジャン着てちょっとボロいトライアンフ?に乗ってるザーマイみたいで、かつホラー映画では最初に死にそうなこのヤンキーこそが主役のB級ホラー映画。

昔の映画だから手作りのグロさ

最初まったりと物体Xが飛来しつつも、一人死に始めると加速度的に喰われていく。
アメーバが人間を溶かして融合するように喰っていくんだけど、人間の皮膚と肉の溶け方がかなりグロく、グロが駄目な僕は「うわっ・・・」とドン引きしながら見てた。

話はテンポ良く、主人公ヤンキーの心の動きが見ていて気持ちいい

逃げる→人が喰われる→逃げる人が喰われる→珍しい解決法がちょっとだけ見える→人が死ぬ→謎の組織が出てくる→人が死ぬ・・・と、昔のホラー映画なのにテンポ良くて見ていられた(ほめ言葉)
生きそうな人が死んで、死にそうな人が生き残るのが結構珍しい。主人公とか最初に死ぬと思ったものね。
その主人公も、最初はスレた性格してるけど、元来の人の良さを発揮してから、下水をバイクで爆走したり、序盤の「今年は雪が降る」の伏線をしっかり回収したりと、見所万歳。

2017年4月15日土曜日

殺人の追憶:韓国映画も面白いのあるのね

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殺人の追憶

僕の好きな映画レビューで、おまけ程度に紹介されていたので鑑賞。
前々から「邦画は完全に韓国映画に負けてしまってる」と言われていたのを全く分からなかったのだけど、確かにうなずける内容だった。

1986年に起きた連続殺人事件のドキュメンタリータッチ映画

華城連続殺人事件というのが過去に韓国で実際に起こっている。(未解決→公訴時効)
当時の情勢、警察事情を笑えるギリギリの範囲(といっても僕は結構ひいた)で映しながら、後半になるにつれて一転、重く暗い犯人との対峙を描いていく。

自白強要、雰囲気が抜群に伝わる"許される暴力"

映画当時の韓国の警察の横暴は凄まじく、現場保存が出来ない、証拠捏造は序の口として、そうやって拘束した容疑者に取調室では執拗に暴行、自白を強要する。
特に寒気を感じたのは、知的障害を持っているであろう第一の容疑者への暴力と言いくるめるときの、刑事たちのへらへらとした顔、雰囲気。
いじめに等しい同調圧力をかけるときの雰囲気を、生々しく映していく様は嫌悪を感じると同時に、すごい映作りだなぁと感心してしまった。

全てを生々しく映す

生々しいのは暴力だけに留まらず、当時の衛生配慮の足りて無い町並み、人の姿、汚れ(見ていて撮影場所は北朝鮮かと思うほど・・・)も完璧に映像に収められている。しかしコメディタッチの前半と、どこか牧歌的な日の光溢れる映像も、3人目の容疑者の登場で一転、薄黒い光と、息がつまる雰囲気が支配する。

落差によって表される暴力の性質の違い

それまでコメディチックだった取調べも、犯人を追い詰めるための物になる。
尋問も厳しいものになり、自白強要の暴力も、相手を殺す一歩手前までの、遊びの無いものへと変質する。刑事たちの顔も、犯人逮捕への使命と憎悪の入り混じった険しいものとなり、どんな手を使っても逮捕するという雰囲気は、前半との落差によってこの映画の本質を見せ付けてくる。

逮捕出来ないからこその演出

この映画の犯人は二人いる、というのを見終わってしばらく理解(というより解釈の仕方か)出来なかった。
ラストは主人公の一人がじっとこちらを見つめている。
連続殺人の共通項に関して、一部齟齬をきたす演出をされていたのを思いだすと、その目線がどこを向いてるいるのかに気づいた。
確かに二人いると解釈できる。それ込みの連続殺人の齟齬の演出だとすると、映画として、実事件をなぞるストーリーとして満点だなぁと最後まで感心する映画だった。
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2017年4月14日金曜日

バイオハザード・ザ・ファイナル:やっと終わったんだなって義務感

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バイオハザード・ザ・ファイナル

アクションだけは良かったかなぁとは思う。どちらかというと対人戦をしている時間が長くて、ゾンビが背景か、薪みたいに燃やしてるか、思いだしたようにサブキャラを噛み殺していく仕掛けに見える。

クローンどんだけ居るのよ

ウェスカーさんがまた復活してたり、アンブレラ総裁のクローンが二体同時に出てきて、過去に何がどうなっていたのかを忘れて混乱しながら見てた。

対ゾンビ軍団をギミックで箱に詰めて燃やしてるところは良かった

最大の見所はそこかなぁと思う。ピタゴラスイッチを作りあげて、ガソリンの滝からのぼわーと燃やしていくのは見ていて気持ちよかった。
そこ以外は・・・登場人物がずっとガバって死んでいくから、段々と退屈になっていく。
ぐだったりガバっていいのはブルー・リベンジのドワイトだけだね。

クローンもガバって終わり!

終わり方が・・・総裁がクローンに殺されて終わりって・・・w
脚本畳めないから適当に殺してしまっているようにしか見えず。
でもこれで足掛け15年?見ていた身としては完結して良かったよ。


2017年4月13日木曜日

ブルー・リベンジ:うだつの上がらない、映像的な見栄えも悪くテンポの悪いこの映画は何故面白いか

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ブルー・リベンジ

「作る映画作る映画全然当たらない・・・俺才能無いのかな・・・これでもう映画作るの最後にしよ」
そんな、物語の主人公と同じようなダウナーな監督が作ったら当たってしまった映画。

ぐだぐだ復讐劇:序章

主人公のドワイトは、マフィアに両親を殺されてから、無気力にホームレス生活をしている男。・・・というのは見せかけで、司法取引で両親の仇が出所したのを知ると、ゴミ拾いで貯めた小銭を用意し、取り外したバッテリーを繋げて住み家にしていたボロ車を発進。マフィアへ復讐しに・・・行くのだけど

ぐだぐだ復讐劇:準備偏

貯めた小銭は銃を買うには足りず、意を決して車上荒しをして手に入れたリボルバーは鍵で開くタイプのトリガーロックがかかっており、トリガーロックを破壊しようとしたら銃が壊れる。どこかへと手紙を書き、もうナイフでやるしか無いとトイレの個室に忍び込み、息を殺して復讐相手を待つ。

ぐだぐだ復讐劇:実行偏

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
長いな・・・いつ殺すんだろう。このままやらないなんてことは・・・あ!やった!刺した!でも逆襲されてるザッコwwwwお、でも刺したまた刺した!死んだ?復讐相手死んだ?
死んだやったー!!

というテンションで見ていたら、あっさりとマフィアのアジトも脱出し、マフィアたちの車を手にケガ(このへんもグダグダ)しながらパンクさせ、車に戻ったドワイトを待っていたのは・・・

ぐだぐだ復讐劇:逃亡偏

車の鍵が無い。殺した相手の近くに車の鍵が映し出される。この間もドワイトはぐだぐだやっている。ああ、どうしようどうしよう・・・喋らないけどそんな毒づきが聞こえてくる。
結局、パンクさせたマフィアたちの車でベコベコいわせながら逃走する。その際もまたぐだぐだイベントが発生してぐだぐだする。

ぐだぐだ復讐劇:告白偏

ドワイトには姉がおり、姉のもとに、身なりを整えて現れる。ここでも本題を切り出せないドワイトはファストフードを食べながらぐだ・・・ぐだ・・・と少しずつ核心を話そうとしていく。家族のことや今までの事をぐだ・・・ぐだ・・・と情け無く喋って、とうとう姉に告白する。両親の仇を殺害した、と。姉にはなんてことをしたんだ、でも苦しませたのか?と凄まれ、そのあと今度は姉の家族が危険だと避難させ、ドワイトは姉の家に残りマフィアたちを撃退していく。

ぐだぐだ復讐劇:報復偏

殺せば殺す程報復の度合いは増して行き、そのたびにドワイトはぐだぐだと殺したくない、復讐の連鎖を終わらせたいと交渉するのだけど、叶わずズドン。
以上のように、ドワイトは最初から復讐をしたいんだか、したくないんだか、報復が始まってからは終わらせたいのに終わらせられないんだよ・・・!というのをすごい時間をかけて相手に言っていく。テンポとしてはすごく悪いのだけど、この演出がドワイトの「どうしようもないぐだぐださ」とマッチしていて、退屈して観ることは無かった。むしろ面白かった。

2017年4月12日水曜日

天使無料の1.5人旅

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飽きやすい自分が通う大地、沼津

いけすやという日本一のアジフライを出す店が好きで、自分にしては珍しく月1ぐらいで沼津に通ってる。元々はラブライブサンシャインの舞台ということで行ったのだけど。
道が走りやすい、海が好き、くねくねがいそう、と一回行けば「もういいか」となる僕としてもやはり珍しく、ポジティブに通う。

旅の道連れ

大体が、アルパカ輪行マンといけすや集合で早目の昼食をとり、旅程が始まる。始まるというか、この時点で一緒にいる時間の半分が終了する。

僕はバイクで伊豆スカイラインへ。ルートさんは山へガルパをしに



今回僕が用があったのはこの湯治温泉。ルートさんは一瞬ついて来ようか考えたようだけど、「内浦からこの距離を自転車は辛い」(山も越えるし)。昼食後に一旦解散。バイク(GSR)を東に走らせて、寒川峠を進んでいく。
峠道は鬼の地元走りをする軽トラに道を譲る。マフラー交換で寝かしやすくなり、ちょっとだけ攻め走りを楽しみながら温泉に到着。
あたりはくねくねが出そうな集落で、耳が痛くなるほどの静けさがある。

天使無料

施設・・・というか建物は・・・二時代ぐらい昔のもの。受付け前には手書きの看板で「天使無料」。そして、小屋と見間違えた脱衣所の前には「混浴。夜には一人で入らないこと」とある。えっ、混浴・・・なの・・・

人生初混浴

といっても、先に入っていたのはおじさん(ちょっとカタギでない雰囲気をかもし出してたけど)。お風呂は二種類で、檜浴槽の塩素処理されてない源泉掛流しが一つ。
かなりくたびれた檜ではあるけど、サルモネラ等の検査証はしっかり貼られていて、嫌な匂いもしない。

露天・・・池

檜風呂に入ってから気になっていたのは露天風呂。鯉が住んでそうな池に湯を張ったような見た目。周りの囲いは植木のみで、敷地内の道から覗こうと思えば覗けてしまうガバり度合い(もちろん、敷地内の道には覗かないでど再三貼られている)
いくら気にするものが少なくなってきた僕とはいえ、ひるみながら入る。
でもこちらも気持ちいい。

さすが源泉・・・?

出てから驚いたのが、手の皮膚が荒れてなかったこと。僕は手の皮膚が乾燥しやすいのだけど、出た後もピリピリとした痛みを一切感じなかったのは嬉しかった。

巣雲山の展望台?へ




沼津駅前のラブライブのイベントカフェで再び集合することを決め、時間まで伊豆スカイラインを通って峠道を楽しむ。巣雲山では急斜面の山道を登った先に、展望台より気になる戦闘の痕跡を見つけてしまう。






ぽつんと落ちてるグロックのマガジン。くねくねと戦闘したのかな??










景色良かった・・・(月並み)



雄大サンシャインCafe


超でかいヨキソバを食べながら、くねくねハンティングの成果を喋る。
ルートさんはずっと山と海でガルパやってたそう。

帰りに松浦酒店さんで面白くて美味しそうなビールを買い漁って帰宅。

共有した時間:旅程14時間中4時間ほど

一緒にどこ行く、という流れにならない限りは要所で合流するという1.5人旅をよくやるようになった。自分が提唱したわけではないけど、「集まってソロをする」という概念が好きなので、理解者をいつも探している。

2017年4月11日火曜日

家に居ると映画や動画見てる時間が長くなった ジェイソン・ボーン

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見たものの感想を。  

ジェイソン・ボーン

記憶を無くしたCIAエージェントが自分探しをした三部作の後の新作。
蛇足と言われまくってたけど、見てみたら面白かった。

マット・デイモンはかっこいいし、一人芝居も上手いし

一人火星脱出劇鉄腕オデッセイでも、一人きりで火星でサバイバルする一人芝居を2時間保たせたように、アセット・追跡者に追跡されてる時の追いかけっこの表情や動きは素晴らしい。シリーズ通して日用品で追跡者を撃退した後に相手の拳銃を奪取してホールドアップ→離れるという一連の動きが好きだ。ボーンに付随するアクションは50近くなったマット・デイモンでもカッコよくやってくれてる。

またフラッシュバック

よく批判されているように見受けられるのが、「そもそも三部作で決着がついてるボーンの記憶に思いだせていない部分があり、知ってしまったせいでCIAとまた事を構えるのはおかしい」という点。後述する結末に対しては違和感の無い導入ではあったと思う。今回から「愛国心か復讐か」というテーマに変わっていて、アルティメイタムで姿を消したボーンが再び表舞台に戻ってくるのは父親の過去が欠かせなかっただろうし。他の要素では隠れたボーンが出てこない。

相変わらずカメラワークはキツい

画面酔いしない僕でもこれは・・・と気分が悪くなるギリギリまで迫る画面揺れ・アップの数々。使うアイテムや攻撃が地味(ボーンの信条として相手を可能な限り殺害しない・身体障害者にしない)なのを補う為なんだろうけど、ちょっと何が起こってるのか分かりづらい。

時代が変わっても組織は変わらない

話を通して、ボーンの過去の出来事への復讐か、それとも愛国心ゆえにCIAに復帰するのか、というのをにおわせ続ける。ボスと対峙した時も撃つかはかなりためらってしまうし、エンディングで復帰に関して「考えておく」と珍しい保留をしたかと思うと、直前に相手が話していた物騒な内容を録画していて、それを相手に見せつけ、姿を消す。
かつて自分を騙し、暗殺者に仕立てた組織は過去と変わる事はない。
それを実感したボーンはこれからどうするのか・・・ということでまた三部作やるんだろうな。マット・デイモンが還暦を迎えるまでに完結出来るんだろうかw

やっぱり三部作の方がいいと思う

見るなら三部作の方がいいのは僕もそうだと思う。ただ続編としても決して駄作ではなかったよ。



2017年4月10日月曜日

自転車乗ってる

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普段使う物に傾倒しやすい

2ヶ月ぐらい前に、民度が低い都営地下鉄○○線(肘うちしてくる犯罪者が多い)に乗りたくなくなって、通勤用にクロスバイクのGIANT ESCAPE R3を買った。バイク(エンジンついてるほう)乗ってたのもあって車道を走る抵抗は無く、電車と変わらない所用時間で通勤出来るのと、ちょっと大目の運動をほぼ毎日こなせるので、運動不足によるストレスが消えてる。そうすると、なんでもない夜に海にわざわざバイク(エンジンついてるほう)で出かける事はなくなり、運動好きなのも手伝ってブルベとか参加したいなと思い始めた。

10:0事故に遭う

道路の関係上、一部右側歩道を走らざるを得ないところがあり、横断歩道を歩くスピードで移動中、対面左折車が横から突っ込んでくる事故に遭う。未だにリハビリ中。どんなに気を付けてもノールック人間はどうしようもない現実を久しぶりに喰らう。1ヶ月くらいはバイク(エンジンついてるほう)に長時間乗れなかったのがキツい。

自転車の教科書を読む

乗った後の疲労が酷かったので、読ませてもらう。過重のかけかたを意識したら疲れずこぎ続けられる(都内平均速度22.4km/h)。やっぱ正しい知識を勉強するって大事だな。

Stravaでゲーム化


起動して記録しておけば、区間タイムがどのぐらいだとか、平均速度いくらかとかが分かる。実績システムもあって、日常行動がそのままゲーム化してデータが蓄積していくのは面白い。

音楽聴かなくなる

最初はスマフォにBTイヤホン繋いで片耳で聞いてたけど、ペダルの回し方の効率を意識しながらやってると邪魔になり、聴かなくなった。このまま何時間と乗れるようになったら、悟りの境地にでもいけるのかな??